【4ヶ月で39点一発合格】スタディング宅建士講座で宅建に受かるまでの全記録
3月に講座を買ったのに、勉強を始めたのは試験4ヶ月前の7月。高卒・不動産経験ゼロの社会人が、スタディング宅建士講座を主軸に約4ヶ月の短期集中で宅建39点に一発合格するまでの全記録。仕事と育児の合間にどう勉強したのか、時系列でありのままに残します。
「特別な才能も、恵まれた環境もない自分に、宅建なんて受かるんだろうか」——数年前の私は、本気でそう思っていました。
私は高卒で、不動産の実務経験も法律の知識もゼロ。仕事と育児に追われる、どこにでもいる30代の会社員です。しかも3月に講座を申し込んだのに、買ったことに満足して7月まで放置という、情けないスタートでした。そんな私が、そこからの約4ヶ月の短期集中で、宅建に39点で一発合格しました。
この記事は、宅建講座の宣伝でも、合格自慢でもありません。「何となく」始めた勉強が合格まで続いた、そのリアルな過程を時系列でそのまま残した、私の記録です。
きっかけは「子どもの保育園入園が決まったこと」
私が宅建の勉強を始めたきっかけは、大げさな決意ではありません。子どもを保育園に入れることが決まり、「これから自分の時間が少し戻ってくる」と先が見えたことでした。
それまでは、仕事から帰れば育児で慌ただしく、自分のための時間なんてほとんどありませんでした。そんな中で入園が決まり、「もうすぐ夜に少しだけ息をつけるようになる」と分かった。そのとき、ふと「何となく、勉強でもしてみようかな」と思ったんです。
今振り返ると、この「軽さ」が良かったのかもしれません。「絶対に受からなきゃ」と気負っていたら、たぶん最初の挫折で終わっていました。きっかけなんて、これくらいで十分だと思うんです。走り出す理由は、あとからついてきますから。
なぜ宅建だったのか──「ちょうどいい」を探して
勉強すると決めても、最初は「何の資格を取るか」で迷いました。せっかくやるなら、意味のあるものがいい。あれこれ調べた末に、たどり着いたのが宅建でした。
決め手は、正直に言えば「難しすぎず、簡単すぎない」ちょうどよさです。
| 候補の資格 | 私が感じたこと |
|---|---|
| 簿記・FP | 挑戦としてはやさしすぎる気がした |
| 行政書士 | 本気度が高すぎて手が届かなそう |
| 宅建 | 少し頑張れば届きそうな、ちょうどいい距離感 |
宅建には、私にとって都合のいい条件が揃っていました。
- 受験資格がなく、誰でも受けられる
- 難易度は普通〜やや難で、努力が報われそう
- 不動産という、生活にも仕事にも近い分野
- 「宅建士」という響きが、単純にカッコいい
最後の「響きがカッコいい」は、笑われそうですが本音です。動機なんて、そんなもので十分だと思います。たまたま条件に合った。ただそれだけの理由で、私は宅建に挑戦することを決めました。この「何となく」が、のちに人生を少し変えることになるとは、このときは想像もしていませんでした。
最初の挫折──市販テキストを数日で閉じた
意気込んで、まずは書店に走りました。分厚い市販の宅建テキストと過去問集を買い込んで、「よし、独学でいくぞ」と。
……ですが、結果から言うと、この独学は数日で挫折しました。
今思えば、独学が悪いわけではありません。合う人には合う方法です。ただ、当時の私には「一人で分厚い本と向き合い続ける根気」が、決定的に足りませんでした。
数日でテキストを閉じたとき、「やっぱり自分には無理か」と落ち込みました。ですが同時に、「独学がダメなら、誰かに教わる形にすればいいのでは?」と考え始めたのが、次のターニングポイントになりました。
スタディングとの出会い──決め手は「安かったから」
独学を諦めた私は、通信講座を探し始めました。とはいえ、大手予備校は数万円〜十数万円。「何となく」で始めた勉強に、そこまでお金をかける勇気はありません。
そんなとき見つけたのが、スタディング宅建士講座でした。惹かれた理由は、格好つけずに言うと「一番安かったから」です。
・スマホ1台で完結し、重いテキストを持ち歩かなくていい
・通勤中の「耳だけ学習」で、スキマ時間が勉強時間に変わる
正直、最初は「安いぶん、内容も薄いのでは?」と疑っていました。ですが、まずは無料お試しで中身を見てから決めよう、と登録してみたんです。
これが、良い意味で裏切られました。講義が驚くほど分かりやすくて、「これなら続けられるかも」と初めて思えたんです。分厚い本では1ページも進まなかった私が、スマホの短い動画講義だと、するすると頭に入ってくる。この差は衝撃でした。ダメ元のつもりで申し込んだのが、スタディングのコンプリートコース(冊子付き)。試験の年の3月のことでした。
このとき比較サイトを何十個も見比べたわけではありません。ほぼ直感で、「これでいく」と決めました。結果的に、この選択が私にとっては大正解でした。
買って満足して放置──勉強を始めたのは、試験4ヶ月前の7月
ここで、この記録でいちばん情けない告白をします。3月に意気込んで申し込んだのに、私は買ったことに満足して、そのまま放置してしまいました。
「講座も買ったし、いつでも始められる」——その安心感が、完全に裏目に出ました。仕事が忙しい、子どもが熱を出した、今日は疲れた。開かない理由は、いくらでも見つかるものです。気づけば春が終わり、梅雨が明けかけていました。
目が覚めたのは7月です。ふとカレンダーを見て、「試験まで、あと4ヶ月ないじゃないか」と血の気が引きました。ここでやめたら、講座代がまるごと無駄になる。その焦りが、皮肉にも最高のスタート合図になったんです。
7月:焦って勉強開始(ここが実質のスタート)
10月:本試験で39点一発合格
つまり、実際に勉強したのは7月からの約4ヶ月だけです。
あとから振り返ると、この「試験までの約4ヶ月」という追い込まれた状況が、むしろ集中力を生みました。だらだら1年かけるより、「もう後がない」と腹をくくった4ヶ月のほうが、私には合っていたのだと思います。
仕事と育児の合間で──私の勉強スタイル
ここが、この記事で一番お伝えしたい部分かもしれません。私には、机に向かうまとまった時間がありませんでした。それでも合格できたのは、勉強を「日常に溶け込ませた」からです。
私の1日の勉強量は、ざっくりこんな感じでした。
通勤中(耳で学ぶ)
行き帰りの電車で、講義を音声再生。イヤホン1つで、往復が丸ごと勉強時間に。
帰宅後(スマホで解く)
子どもを寝かしつけたあと、スマホで問題演習。1問1分から始められる。
休日(少しまとめて)
午前中に集中、午後は家族の合間のスキマ時間で復習。
平日はおよそ3〜4時間(通勤の耳学+帰宅後のスマホ学習)、休日は5〜6時間。これを7月から試験日までの約4ヶ月続けました。まとまった時間はなくても、細切れをかき集めれば、意外とこれくらいにはなるものです。
勉強の軸は最後までスタディングでした。直前期に市販の教材を少し買い足しましたが、あくまで補助です。メイン教材を1つに決めて回し切ったことが、短期間でも迷わず走れた理由だと思います。
正直、モチベーションが下がった日は何度もありました。それでも続けられたのは、「今日は何をやろう」と悩む時間がゼロだったからです。AIが残り日数から逆算して、その日やることを毎日提示してくれる。私はただ、それに乗るだけでよかった。
「頑張って続けた」というより、「続く仕組みに乗っていたら、終わっていた」——それが正直な感覚です。
何度もやめかけた──それでも続けられた理由
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、正直に打ち明けます。この4ヶ月、「もうやめようかな」と思った瞬間は何度もありました。
仕事で疲れて帰った夜、子どもがなかなか寝てくれない日、休日に家族と過ごしたい気持ちとの板挟み。「何となく始めた勉強のために、なんでこんなに我慢してるんだろう」と、机代わりのスマホを置きたくなる夜が、確かにありました。
それでも完全にやめずに済んだのは、いくつかの小さな仕組みに助けられたからです。
ハードルを下げる
「今日は1問だけ」でOKにした。始めればたいてい続く。
進捗を見える化
アプリが学習時間を記録。積み上がりが見えると励みに。
合格後を想像する
「受かったら家族に報告できる」——それだけで踏ん張れた。
一番効いたのは、「今日は1問だけでいい」と自分に許したことです。ゼロの日を作らない。1問だけのつもりが、気づけば10問解いていた——そんな日が積み重なって、いつの間にか本番が近づいていました。
もし今、あなたが「続けられるか不安」だとしても、大丈夫です。続ける才能なんて要りません。続く仕組みを作り、ハードルをとことん下げれば、凡人の私でも走り切れました。
試験当日、そして39点──合格発表の朝
7月から駆け抜けた約4ヶ月は、あっという間でした。気づけば試験当日。10月の第3日曜、13時開始。会場で問題用紙をめくったときの、指先がすっと冷たくなるようなあの緊張感は、今でも覚えています。手応えは「たぶん大丈夫、でも確信はない」という、なんとも言えないものでした。
そして迎えた、合格発表の朝。画面で受験番号の一覧をスクロールし、自分の番号を見つけた瞬間は、喜びより先に「本当に?」という戸惑いが来ました。何度も番号を見比べて、ようやく実感が追いついてきたんです。結果は、合格点33点に対して39点。6点の余裕を持っての合格でした。
| 科目 | 私の得点 |
|---|---|
| 宅建業法 | 17/20点 |
| 権利関係 | 10/14点 |
| 法令上の制限・税その他 | 12/16点 |
| 合計 | 39/50点 |
正直にお見せすると、権利関係は10点で、決して得意ではありませんでした。抵当権や相続の細かい論点は、最後まで苦手なままだったんです。
数日で市販テキストを閉じた、あの日の自分に伝えたい気持ちでした。「大丈夫、ちゃんと受かるよ」と。派手なドラマがあったわけではありません。ただ、コツコツ積んだスキマ時間が、静かに数字になって返ってきた。その事実が、何より嬉しかったです。
勢いは止まらず──賃管・FP2級も連続合格
宅建に受かって、一番大きく変わったのは「自分にもできる」という感覚を持てたことでした。この勢いのまま、私は次の資格にも挑戦します。
結果として、短い期間で3つの資格に連続合格することができました。
| 合格時期 | 資格 | 結果 |
|---|---|---|
| 2025年11月 | 宅地建物取引士 | 39点で一発合格 |
| 2025年12月 | 賃貸不動産経営管理士 | 一発合格(自己採点40点) |
| 2026年1月 | FP2級 | 一発合格 |
賃貸不動産経営管理士とFP2級は、市販のテキストで勉強しました。「あれ、市販テキストで挫折したはずでは?」と思われるかもしれません。ですが、宅建で学んだ知識がそのまま土台になっていたので、今度は最後まで走り切れたんです。ここだけの話、賃管もFPも、宅建の知識だけで3〜4割はカバーできました。宅建で「学ぶ習慣」がついたことが、一番の財産だったのかもしれません。
何者でもなかった私が、宅建をきっかけに、少しずつ変わっていく。人生が動き出す、その気配を感じた出来事でした。
まとめ:何者でもなかった私でも、受かりました
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今回は、私がスタディング宅建士講座で宅建39点に一発合格するまでの全記録を、ありのままにお伝えしました。
・市販テキストの独学は数日で挫折した
・スタディングを「安かったから」3月に購入 → 満足して放置
・7月に焦って開始、実質の勉強期間は約4ヶ月
・通勤の耳学+帰宅後スマホで、平日3〜4h・休日5〜6h
・苦手な権利関係10点でも、得点源で稼いで39点一発合格
・勢いのまま賃管・FP2級も連続合格
私には、特別な才能も、恵まれた環境もありませんでした。高卒で、不動産経験ゼロ、法律知識ゼロ。仕事と育児に追われる、ごく普通の会社員です。
それでも受かりました。だから、今このページを読みながら「自分にできるかな」と不安になっている方に、伝えたいことは一つだけです。私でもできたのだから、あなたにもきっとできます。
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